フォーシメーターの正しい使用方法

フォーシメーター測定装置は、眼鏡レンズの上部度数を測定したり、乱視レンズの軸方向を決定したり、レンズの光学中心にマークを印刷したりするために使用されます。 オペレーターによる誤った操作や標準外の操作は測定の精度に直接影響し、その結果メガネが不適格となる可能性があります。 焦点計を正しく使用することが、適切なメガネをフィッティングするための鍵となります。
オートフォーカス焦点計は、現在最も広く使用されているタイプの焦点計です。 正しく操作するにはどうすればよいですか? 日々の仕事での経験を共有し、同僚と議論したいと思います。
1. 測定前の準備
パワー メーターのスイッチをオンにし、一定期間予熱してからメガネのテストを開始します。 検査官は焦点計の前に座り、眼鏡を焦点計のレンズ ブラケットに置き、目を焦点計のレンズ ブラケットに直接向けます。 レンズホルダーを下げてメガネを適切に固定します。 右手でレンズテーブルのハンドルを回転させ、レンズテーブルを検査するメガネの上にゆっくりと置きます。 この時点で、レンズ フレームのノーズ ブラケットはパワー メーターのシミュレートされたノーズ ブリッジと一致します。 検査員はメガネを水平に保ちながら左手で持ちます。
2. トップパワー値
右手でレンズテーブル移動ハンドルを回してレンズテーブルを移動します。 レンズテーブルは、移動プロセス中にメガネを垂直に押して一定の速度で移動します。 左手でメガネを慎重に水平に動かします。 眼鏡レンズの光学中心をパワースコアボードの十字線と一致するように移動し、メモリボタンを押して、表示画面に表示される眼鏡レンズの最高度数値である数値をロックします。 メガネの採寸やフィッティングの際に左右のレンズを混同しないように、必ず最初に右、次に左という原則に従ってください。つまり、最初にメガネの右のレンズを確認し、次に左のレンズを確認してください。 スポッターを使用して、眼鏡レンズの光学中心に点を付けます。 一致するメガネを左側のレンズに移動し、同じプロセスを実行します。
光学中心間の水平距離、光学中心間の水平偏差、および乱視レンズの軸方向は、トップ度数値を測定するときに同時に与えられます。 光学中心の垂直方向の偏差は一度に与えることができないため、さらなる測定が必要です。
3. 光学中心の垂直相互ずれ
光学中心の垂直方向のずれは、2 つのレンズの光学中心の高さが一致せず、一方の目は高く、他方の目は低くなります。 左右のレンズの光学中心は２本の平行線Ｌ１、Ｌ上にあるため、光学中心の高低差を直接測定することはできない。 ただし、右レンズの光学中心垂直線 L と左レンズの光学中心垂直線 L1 が一致するまで平行移動し、直線上の 2 点間の距離を測定するとします。
メガネの右側のミラー レンズの光学中心を見つけ、点と点を使用して A をマークします。 次に、この時点ではレンズ テーブル ハンドルを回転させずに、メガネを左側のレンズに水平に移動します。 左レンズの光学中心の垂直線L1に左レンズを水平に少し調整し、パンチャーでA1に印を付け、右レンズの光学中心AをA1として水平に移動して垂直線の後ろの位置に到達すると想像してください左レンズの L1; レンズテーブル移動ハンドルを回転させると、レンズテーブルがメガネを左レンズの光学中心に垂直に押し込みます。 パンチャーは B をマークします。これは、左レンズの垂直方向の光学中心の位置でもあります。 A1B 間の距離は、ガラスの光学中心間の垂直方向の差です。